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タイトル: 経済文明と制度的変容 : トータル・システムの危機
タイトル(その他言語/よみかな): Economic Civilization and Change of Institution : Crisis of Total System
著者名: 竹下, 公視
著者の別表記: TAKESHITA, Koshi
キーワード: 関西大学
Kansai University
関西大学経済論集
社会経済システム
トータル・システム
持続可能性
成長の限界
制度
科学技術
定常経済
論文発行年月日: 2005年12月5日
出版者: 關西大学經済學會
雑誌名: 關西大學經済論集
巻: 55
号: 3
開始ページ: 371
終了ページ: 397
抄録: 本稿では、世界的な成長の時代に入った現在、人類は今後も成長を追求できるのか、あるいは、まったく異なる発想を必要とするのか、を「工業化」・「制度化」・「トータル・システム」を軸に考察した。本稿で論じられたことの主要なポイントは以下の7点である。(1)現在全世界的な成長の時代に突入しているが、すでに地球は持続可能なレベルを「行き過ぎ」ている。(2)工業革命・組織革命・情報革命による工業社会・組織社会・情報社会への転換の具体的プロセスは、「制度化」・「フォーマル化」・「システム化」のプロセスであり、それは社会的・文化的・歴史的基盤からの「経済の離陸」・「社会の離床」というトータル性の忘却・喪失の歴史である。その結果、(3)今日、経済が社会を規定する「経済社会システム」(経済文明の時代)となっている。そして(4)科学技術と近代の経済社会原理とが結びつき、部分合理性(目的合理性)が無制限に追求されることによる「行き過ぎ」が諸問題として顕在化している。したがって、(5)トータル性を再生するためには、倒錯した「経済社会システム」を本来の社会的・文化的・歴史的基盤に引き戻すこと(「着陸」・「着床」)が必要不可欠である。(6)それは、科学(技術)の部分合理性(目的合理性)ではなく学問の全体合理性(価値合理性)を取り戻すことである。(7)人類はいまオープン・システムからクローズド・システムへの転換期にあり、経済原則の大転換が求められている。従来の経済(成長経済)においてはフローの成長を追求するが、新たな経済(定常経済)においては、ストックの内容と維持に関心を向け、存在するものをトータルに評価し活かし切ることが重要になる。以上である。
資料種別: Departmental Bulletin Paper
URI: http://hdl.handle.net/10112/12721
ISSN: 04497554
書誌レコードID: AN00046869
シリーズ番号/レポート番号: 経済学文献季報分類番号; 02-60 ; 02-10 ; 02-20 ; 01-10
著者版フラグ: publisher
出現コレクション:關西大學經済論集-第55巻 第3号

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