関西大学学術リポジトリ >
1100 学部・機構・専門職大学院 >
経済学部 >
關西大學經済論集 >
關西大學經済論集-第56巻 第3号 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/10112/12796

タイトル: 東アジアの時代の社会経済システム : 西欧文明との比較を通して
タイトル(その他言語/よみかな): The Socio-Economic System in the Age of East-Asia : in comparison with Western-European Civilization
著者名: 竹下, 公視
著者の別表記: TAKESHITA, Koshi
キーワード: 関西大学
Kansai University
関西大学経済論集
東アジア
近代西欧文明
社会経済システム
トータル・システム
持続可能性
普遍論争
定常経済
論文発行年月日: 2006年12月10日
出版者: 關西大学經済學會
雑誌名: 關西大學經済論集
巻: 56
号: 3
開始ページ: 201
終了ページ: 225
抄録: 本稿では、東アジアの社会経済システムの現状と今後を、西欧文明との対比を軸にトータル・システムの観点から考察した。本稿で論じられたことの主要なポイントは以下の5点である。(1)東アジアの文化・文明は西欧の文化・文明と著しい対照をなすが、トータル・システムの観点から見るとき、東アジアの経済社会システムは大きく整合性を欠くものである。(2)西欧文明のなかでも、アングロ・サクソン型システムと大陸ヨーロッパ型システムの社会システムの違いがあり、持続可能で定常的なグローバル経済の到来によって、宗教改革と啓蒙思想の合成物であるアングロ・サクソン型から大陸ヨーロッパ型への転換という流れが現れている。(3)この転換の流れの底流には、近代思想の幕開けの起源となると同時に、今日の社会理論全般にみられる方法論上・認識論上の混乱・混迷の起源となった中世末期の「普遍論争」に端を発する自然法思想と実証主義的な考え方との対立がある。(4)アングロ・サクソン型から大陸ヨーロッパ型への転換は、存在と認識の関係の倒錯や存在と当為の分裂に対して取り組む姿勢の転換であり、歴史の流れが大きく変わり始めたことを意味している側面がある。(5)自己の文化的・宗教的基盤の点で対極にあるだけでなく、歴史の流れに逆行するモデルであるアングロ・サクソン型、とりわけアメリカ型のシステムを追求している東アジアの国々がトータル・システムとして安定するためには、社会から離床した経済システムを社会のなかに埋め戻すだけでなく、その社会を東アジア固有の社会である「世間」のなかに埋め戻すという二重の課題を抱えている、ということである。以上である。
資料種別: Departmental Bulletin Paper
URI: http://hdl.handle.net/10112/12796
ISSN: 04497554
書誌レコードID: AN00046869
シリーズ番号/レポート番号: 経済学文献季報分類番号; 02-60 ; 02-10 ; 02-20 ; 01-10
著者版フラグ: publisher
出現コレクション:關西大學經済論集-第56巻 第3号

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
KU-1100-20061210-02.pdf2.16 MBAdobe PDF
見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

Valid XHTML 1.0! Powered by DSpace Software Copyright © 2002-2007 MIT and Hewlett-Packard - ご意見をお寄せください ご利用にあたって PAGE TOP